日々、電話営業を行う中で欠かせないもの。
それが営業の筋書き台本=トークスクリプトです。
インサイドセールスに携わる方ならお分かりでしょう。
スクリプトを読み、話すこと自体が仕事そのものです。
特にアイドマ・ホールディングスの架電業務では、クライアントの要望や伝えたいメッセージ、目的がスクリプトに細かく盛り込まれています。
しかし一方で、現場からはこんな声も多く聞かれます。
「とにかく読みにくい」
「日本語が不自然」
「何が言いたいのか分からない」
Yahoo!知恵袋などでも、スクリプトの分かりにくさについての投稿を見かけますし、
業務用チャットでも、
「この台本、何が言いたいかわかりません!」
といった率直な意見が流れてくることもしばしば…。
正直、私も密かに共感しています(笑)
今回は、なぜアイドマのスクリプトは“クセが強い”形になっているのかを、
実際に架電している立場から考察してみます。
ベースとなるスクリプトが存在する
アイドマのスクリプトには、ベースとなる雛形があります。
そこにクライアント企業ごとの訴求ポイントを追加していく、という仕組みです。
「専任担当」と呼ばれる、クライアントごとに固定メンバーで稼働する体制があり、
そのオンライン会議に、本社勤務のクライアント支援担当者さんが参加されることもあります。
専任稼働についての詳しくは以下の記事を見て頂くとして・・・
アイドマ・ホールディングス】専任担当?ディレクター?昇給?【次なるステップ】
専任稼働の会議中、支援担当者さんは
会話の流れに合わせて、その場でスクリプトを高速修正していきます。
細かな言い回しよりも、今回なにを伝えるか・なにを決めたか、を最優先し、ざっくり・超速で反映していく印象です。
おそらくですが、事前に完璧に作り込むというよりも、
実稼働 → 架電結果を見て修正
・・というPDCA前提の作り方なのだと思います。
そのため、初期台本は雛形に当てはめただけで、文章のつながりが悪く、日本語に違和感が出やすいのではないでしょうか。
いわば、ラフでファジー(懐かしいですね)な初期値スクリプト。
クライアント側から細かな要望がなければ、よく見る“定型句だらけの標準仕様”のまま稼働することも多いようです。
「お戻り」に反応されがちな理由
架電経験者にはおなじみの、こちらのフレーズ。
「ご担当者さまは、お見えでしょうか?/お戻りでしょうか?」
これも元々ある定型句です。
しかし実際に使うと、受付の方からこんなツッコミを受けることがあります。
「お戻りって、午前中にもかけてきたんですか?」
「今日はそもそも来ていませんけど…?」
受付の方からすると、
“勢いで突破しようとする営業電話”に見えてしまうこともあるようです。
正直、印象が良いとは言えません。
それでもこの「お戻り」フレーズが使われ続ける理由は、一定の受付突破率があるから。
「すでに一度やり取りした相手なのかな?」
と思ってもらえる可能性があるためです。
スクリプト内には、こうした 営業手法的なギミック が随所に散りばめられています。
何百回も読んでいると、架電者側としては「小手先感」を感じてしまいますが、数字としては有効なので残っている、というわけです。
私が受付対応で意識していること
ちなみに私は、受付の方にはなるべく丁寧に説明してから繋いでもらう派です。
多少時間はかかりますが、受付の方が納得した上で取次いでくれる。
その後の商談も、なぜか話が進みやすいという体感があります。
受付の方の協力あってこそ、担当者様とも誠実に向き合える気がするんですよね。
もちろん件数とのバランスはありますし、長々話すわけではありませんが、テンポよく・誠実にを意識しています。
スクリプトは「変えずに読む」べき?
原則として、スクリプトは「変えずに読む」が大前提です。
実際、上部にもそう明記されています。
また、ディレクターにアドバイスを求めた場合でも、
「正しいマーケティング結果を出すため、たとえ意味が分からなくても、そのとおりに読んでください」
と言われることになると思います。
とはいえ、
・語尾が不自然でつっかえる
・明らかに反応が悪い
・クレームになりそう
といった場合は、端折ったり、言い回しを自然に変えることもあります。
忙しそうな先方から、
「で、結局なにを売りたいの?」
と聞かれたら、短く要点をまとめて答えます。
お手本音声でも、
「もしもし〜」「すみません!」
といった、ビジネス的には砕けた表現が使われていることもあります。
営業なので、結果(アポ)が取れていればOKという考え方もあるのでしょう。
台本通り“だけ”が正解ではない
「専任稼働」の取り組みでは、「成功体験があれば、ぜひ共有してください」
というアナウンスがあります。
これはつまり、台本通りに読んだ結果・自分なりに工夫した言い回し。
どちらであっても、成果が出たなら共有して全体で活かそうというスタンス。
ある意味、創意工夫を推奨しているとも言えます。
ただし、
「金額」「できる・できないの断言」「連絡可否」「クレームに繋がりそうな表現」
このあたりは、台本厳守&慎重対応が必須です。
また、ごく稀に
「一字一句変えずに読むこと!」
と強調されているスクリプトもあるので、そこは必ず従います。
なぜアイドマのスクリプトは読みにくいのか
まとめると、
・雛形ベースでスピード重視
・実稼働しながら修正する前提
・営業ギミックを優先
・クライアント要望がなければラフなまま
こうした理由から、
「読みにくい」「日本語がおかしい」スクリプトが生まれやすいのだと思います。
完璧な文章ではなく、成果を出すための“途中経過の道具”。
そう考えると、あの独特な台本にも、少し納得がいく気がします。
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